以前書いた記事の簡易版です。
インストールを自動で行うのでかなり楽になってます。
(このやり方だとベンチマークも一緒にインストールされます)
手動インストールやその他雑記は以前の記事を確認してください。
Lutrisのインストール
DQXをSteamOS上で動かすにはWineが必要です。
SteamPlayとしてDQXを追加する方法でも起動はできますが、以下問題が発生するのでおすすめしません。
- ランチャーのログインがなかなか押せない
- 動画が再生できない
- コンフィグなど正しく表示されない
今回はWineの管理ツールでもあるLutrisを使用します。
デスクトップモードからDiscoverを起動して、Lutrisと検索してインストールします。
インストールできたらLutrisを起動します。
※Gameのところにあるはず
Lutrisの設定
Wine用のRunnerを赤枠のところを押して追加します。
lutris-GE-Proton8-15を選んでください。
※選んでなくてもこのあと勝手にインストールされます
これで設定は完了です。
インストールスクリプトの実行
こちらのLutirs公式サイトにアクセスして、DQXのベンチマークバージョンをインストールします。
==追記:Lutris公式だとWineのバージョンを指定したのに消されているので、正しく動きません。
Gistからダウンロードしてローカルからスクリプトを実行するようにしてください。==
WebサイトでInstallを押すと自動的にLutrisでインストール画面が表示されます。
インストール先は好きなところで大丈夫です。
WinePrefixはSSD上にあったほうがいいかも(ファイル数が多いので)
"Create steam shortcut"にチェックを入れておけば、ゲームモードにも追加されます。
ベンチマークソフトのダウンロードをするか聞かれます。
手元にない場合はダウンロード。
あとは自動で進むので待つだけ・・・
それなりに時間がかかります。
※稀にエラーで終わってしまうのでその場合はリトライしてください
順調に行くとベンチマークのインストールが始まります。
画面に従ってインストールしてください。
完了後、ベンチマークを試したい場合はそのまま、
そうでなければ閉じます。
ベンチではなくゲームを起動したいときは、まずコンフィグを起動して、
ゲームオプションから"Executable"をDQXBoot.exeに変えてください。
※すでに別PCにインストールされているものがある場合は、MicroSDに入れてしまって、それを指定するのをオススメします。
そうでない場合は、インストーラーを指定してそれぞれインストールをしてください。
インストールスクリプト自体は私が作ったもので、SteamOS 3.5.5、DQX ver6.5後期、lutris-GE-Proton8-15で動作確認済みです。
なにか不明点あればこちらにコメントください。
雑記。
1600MHzにGPUクロックを固定したらかなりベンチスコアは上がるけど実際のプレイにはあまり意味はない。
感覚的なものだが、600~700MHzでも十分だし、いじらなければ1040MHzになるのでそれでよい。
大体7~10W前後の消費電力。
GPD WIN Max 2021 Intelモデルより低消費電力かつ軽い。
RAMは3.4GBなので32bitの限界かな?64bitだとどこまで伸びるかは・・・暇だったら試す。